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現地SRT講習

海外での岩壁調査事業のためにSRT講習を受講にお越しいただいたお二方から、講習後改めてご連絡をいただきました。

調査対象岩壁がかなり大きく、不安定岩塊が多数分布するためかなり複雑なリギングになりそうとのこと。

なんと海外の岩壁現場にリギング指導に伺うことになりました。

久しぶりの海外旅行、少しドキドキしました。

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まず現場下見。

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高さ80m、幅300m以上の大きな岩壁でした。

岩尻は池になっており、着地できません。

見れば見るほどファイトの湧いてくる岩壁でしたが、まずはご依頼主お二方の肩慣らしと思い出し講習として、別の簡単なゲレンデで訓練していただきました。

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さらに万一に備えてオンロープレスキュー講習を、事業所倉庫でさせていただきました。

みっちり三日間かけて完璧にオンロープレスキューを身に付けていただきました。

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本当に久しぶりの熱帯の国、大好きなホットなお料理をたくさんいただきました。

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夜景がこれまた・・・・

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さぁー、いよいよ本番です!!
2015/11/20 14:29 Update

オンロープレスキュー講習

少し前になりますが、特別協力会社:(株)きぃすとんさんからオンロープレスキューの講習に来ていただきました。

SRT使用中に落石に当たるなどして意識を失った場合、パートナーのロープユーザーは何とかして事故に遭遇した要救助者をロープ上から降ろしてやらねばなりません。

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たとえ要救助者が登高途中でも、サブロープがなくても、下に降ろせなくても、そして救助者が自分一人しかいなくとも、要救助者をオンロープの状態から脱出させてやらねばなりません。

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消防など公的救助機関の方々が来てくれるところまでは、ロープユーザー自らが要救助者を何とか搬出せねばなりません。

SRTを使用するということは、もしロープ上で事故にあった場合は、エキスパートのロープユーザーでしか救助できない場所に身を置くということです。

だからこそすべてのロープユーザーの方々に是非ともオンロープレスキューの技術を身に着けていただきたいと考えています。

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最後に空中を斜めに移動・搬送する技術も身に着けていただきました。

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お仕事のご安全をお祈りしております。
2015/11/20 14:29 Update

オンロープレスキュー訓練 パート? その2

(株)きぃすとんさんとのオンロープレスキュー合同訓練の続きです。

一人で要救助者を連れて登らないといけない場合にはマオシステムで頑張って登ります。

救助者はきぃすとんさん一の軽量クライマーHくんです。

あっさり離陸、少しづつですが確実に登っていきます。

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橋梁の底面など、ボルトトラバース中の要救助者もなんとか救出しなくてはなりません。

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フォールアレストハーネスには背中にもアタッチメントポイントがついています。

楽そうに見えませが、結構食い込むみたいです。

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要救助者から見ると、救助者はなんて頼もしくてかっこよく見えることでしょう。

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一人でリギングするとなんてことはないディビエーションも、ローファリング(吊りおろし)ラインに設置するときにはブーストを組み込んで持ち上げてやらねばなりません。

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最後には引き上げと水平移動を組み合わせたモバイルラージVやモバイルプーリーシステムを組んでみます。

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いいお天気の充実した訓練でした。

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2015/11/20 14:29 Update

オンロープレスキュー訓練 パート?

再び (株)きぃすとんさんと合同のレスキュー訓練でした。

いい天気でした。

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ピッチヘッドからロープを切って降ろします。

人がぶら下ったロープを切るのは、何回やっても緊張します。

しかし、絶対に失敗してはいけないこの緊張感を経験しないと、本番では役に立たないと思います。

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次はスパニッシュペンダリウムという技です。

即席のカウンターバランスをかけて、要救助者を引き上げます。

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予備のロープが十分にあれば、ロープを切る方が早く救助できることもあります。

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いろいろ条件を変えて繰り返します。

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一人で通過するならなんてことはないディビエーションも、要救助者と一緒だとこんなに苦労します。

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ちょっと休憩です。

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2015/11/20 14:29 Update

ロープレスキュー訓練

(株)きぃすとんさんとの合同レスキュー訓練2日目です。

レスキューハーネスやストレッチャーの要救助者を、引き上げ、水平移動、吊りおろしなどを複合的に行います。

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ブーストやカウンターウェイトを多用して、チロリアンブリッジやホーリングシステムを組み合わせていきます。

まずは「モバイルラージV」を組んでみます。チロリアンブリッジを展張して、2倍ブーストとなるラージVリグを引き上げシステムとして組み込みます。

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水平移動のためのブレーキラインを組み合わせて運用します。

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引き上げを始めます。

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必ずカウンターウェイトを使用し、高効率プーリーを使います。

過剰なブースト倍率はナンセンスです。

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独立したラインで伴走者が登高し、要救助者の姿勢制御を担当します。

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要救助者がチロリアンまで上がってきたら、水平移動させて、

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ロワーダウンします。

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みんなそれぞれのパートを担います。

パートを変更して何度も組みなおしてみます。

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システムが複雑で面白いので、時々リギングプレート仮面が登場します。

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でも、こんな複雑なシステムにしなくても、半分以下の装備でもっと簡単に同じ動作を作り出せるシステムがあります。

「モバイルプーリーシステム」は昔から洞窟探検の世界ではオーソドックスな方法として普及しています。

システム構築に必要なプーリーは2枚だけ。

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リギングプレート仮面の出番はありません。

残りの時間でみんなやってみたいロープレスキューを三々五々練習します。

ボルトトラバースを連れて帰るオンロープレスキューやスロープチロリアン等々。

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とっても充実した二日間でした。

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2015/11/20 14:29 Update
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