チロリアンブリッジ試験

橋によってはトラバース用に使える支点が全くなく、アンカーも打てないという場合があります。

そんな場合はしかたなく一径間をチロリアンブリッジで飛ばすこともあります。

ロープ一本で張り込むと、運用荷重がすべて一本のロープの伸びに使われてしまうので、ロープの伸びが大きくなります。

それは、チロリアンブリッジ中央部で非運用時のチロリアンブリッジからの下がり幅に反映されてしまいます。

つまり床版底面から離れてしまい手が届かなくなる、ということになります。

それを解消するためには、ロープ一本当たりの運用荷重を減らしてやればよいので、複数本のチロリアンブリッジを併用します。

現場では本能的に採用していましたが、定量的なデータを取っていなかったので今回計測してみました。

胸高幹系60僂曚匹領派な杉林で。

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谷地形を選んで張り込みましたが、ロープ一本では足が地面につきます。

チロリアンの本数を増やすにしたがって下がり幅が小さくなります。

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計測実験の条件と結果は以下です。

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20m飛ばして、ロープ1本では2m下がっていたのが、4本で張ると下がり幅は1mに押さえることができます。

これでチロリアンにアブミをかけて立ち込むと、上半身はチロリアン上に持ち上げることができるので床版底面に手が届くということになります。
2016/10/24 13:37 Update
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