ホーリング その2

それでは今回は、ロープユーザーはあなた一人です。

ロープも1本しかない状況です。

なんとかして要救助者を連れて帰らなくてはいけません。

張り出し部はボルトトラバースを構築したとします。

まず、要救助者にアプローチ後、レスキューハーネスを履かせる。

remao01.jpg

登高のシステムをマオシステム(1/2の力で登れるシステム)に組み替える。

remao.jpg

マオシステムで要救助者をつないで登高する。

remao02.jpg

垂直ピッチの上端から下向きに、張り出し部の長さと同じ長さの個所まで登る。

チェストアッセンダー下のロープ上にアルパインバタフライを作り、そこに要救助者を接続する。

remao03.jpg

ロープユーザーはプルージックダウンして脱出し、要救助者は一旦その場に残置する。

ロープの末端を持って、張り出し部の先端まで、ボルトトラバースで移動する。

remao04.jpg

張り出し部先端に、要救助者につながるラインをZリグを構築して引き上げる。

remao05.jpg

振り子状の引き上げとなり、最終的には張り出し部先端に要救助者が到着する。

remao06.jpg

要救助者に接続したアルパインバタフライの振り子側(テンションのかかっていない方)を切る。

要救助者をスリングで結束しZリグを解除する。

ロープの末端側を持って路盤まで登る。

はしご車があればはしごを利用してZリグを構築する。なければ高欄(手すり)で。

remao07.jpg

Zリグにテンションが移った時点で、要救助者のスリングを解除する。

remao08.jpg

改めてZリグで路盤まで引き上げを行い、救助完了!

remao09.jpg

remao10.jpg

(*ロープの長さに十分な余裕があれば、ロープを切る必要はありません。

末端を要救助者に結束して、そのラインを引き上げます。

その場合は、張り出し部から引き上げポイントまでの2倍の長さ+Zリグを組める長さが必要です。)
2015/11/20 14:29 Update
 « Previous   Home   Next »