試作品02

タネはこれでした。

reDSC08901.jpg

PETZLのフィックスという滑車です。

これを材木のピースに蝶ネジで締め付けて挟み込みます。

reDSC08902.jpg

reDSC08903.jpg

reDSC08904.jpg

これ一つだけでは何に使うの?って感じですが、これを数個連結すると、

reDSC08906.jpg

reDSC08909.jpg

レスキューのホーリング(吊りあげ)時に、ロープが岩角に擦れる箇所の保護に使います。

それだけならば、PETZLからロールモジュールというそれ専用のギアが発売されているのですが、これは他の状況への転用ができません。

ところがフィックスを脱着可能にすることで、ロールモジュールは必要なく、プーリー(滑車)が足りない、という状況に対応できます。

さらに、要救助者がモジュール直下まで上がってきたら、ロープユーザーの救助者が自分のランヤードでフィックス(滑車)ごと引き上げラインを持ち上げて、要救助者をテラスに引き込むことができます。

reDSC08912.jpg

reDSC08915.jpg

なにより、安い!!

PETZLのロールモジュールは4個セットで国内定価で4万数千円しますが、これなら1個3,000円くらい(フィックス込みで)で自作できます。

reDSC08918.jpg

あの小さな穴は、フィックスの軸のボルトヘッドをはめ込む穴なのでした。

reDSC08905.jpg
2015/11/20 14:29 Update
 « Previous   Home   Next »