訓練塔での訓練の穏やかなお天気とはうってかわり、よりにもよって三日目の実習に大雪が降りました。
まず、実習場所の堰堤まで車が入りません。
膝までのラッセルで一時間のアプローチとなりました。
堰堤の天端にもがっつり膝まで。
勾配80°の下流側壁面も雪に覆われていました。
尻部の吹き溜まりは腰まで雪に埋まってしまいました。
でも、雪山経験の全くないにもかかわらず、この条件で落ち着いて行動できる精神はたいしたものです。
装備不十分で凍傷の危険がありましたので、早めに切り上げて、下山前に少し、自然斜面でのリギングを学んでいただきました。
帰り道も雪が降る中、徒歩で下山でした。
おつかれさまでした。