オンローププロテクター2
2014年03月24日(月)
オンローププロテクターを擦過箇所からずらさない方法は二つです。
?オンローププロテクター以下ではロープからテンションを抜かない。
ロープからテンションを抜かなければロープが縮むことはなく、プロテクターがずれることもありません。
岩壁の尻に到達しても平坦部に足をつくことなくオンロープの状態で登りのシステムに架け替えます。

ピッチ途中のバンドやテラスでも、一瞬たりとも、足をついてロープからテンションを抜いたりしてはいけません。
もし間違ってテンションを抜いてしまった場合は、既にオンローププロテクターは「ずれた」と考えなくてはなりません。

岩尻にいる場合には、ロープを登高するのではなく、ピッチヘッドまで回り込んで歩いて登りましょう。
?ずれ上がる長さ以上の長さのプロテクターを使用する。
除荷重時に縮むロープの長さを見積もって、最下端の擦過箇所から縮み長さを足した長さのプロテクターを使用することで、ロープが縮んだ後も擦過箇所はプロテクターに保護されていることになります。

ただ、ずれ上がりの長さの見積もりには、その時使用しているロープの伸び率(無荷重時〜自分の体重荷重時)と最寄り結束支点からプロテクター使用場所までの距離が必要となります。



(メーカーカタログ掲載の伸び率は50Kg〜150Kg荷重時の伸び率を示しているものが多く、今回必要な伸び率とは異なるので要注意。)
あらかじめ、使用ロープの伸び率を計測しておき、メジャーや測距計などで支点からの距離が正確に計測できる場合にのみこの方法が適応できます。

?オンローププロテクター以下ではロープからテンションを抜かない。
ロープからテンションを抜かなければロープが縮むことはなく、プロテクターがずれることもありません。
岩壁の尻に到達しても平坦部に足をつくことなくオンロープの状態で登りのシステムに架け替えます。

ピッチ途中のバンドやテラスでも、一瞬たりとも、足をついてロープからテンションを抜いたりしてはいけません。
もし間違ってテンションを抜いてしまった場合は、既にオンローププロテクターは「ずれた」と考えなくてはなりません。

岩尻にいる場合には、ロープを登高するのではなく、ピッチヘッドまで回り込んで歩いて登りましょう。
?ずれ上がる長さ以上の長さのプロテクターを使用する。
除荷重時に縮むロープの長さを見積もって、最下端の擦過箇所から縮み長さを足した長さのプロテクターを使用することで、ロープが縮んだ後も擦過箇所はプロテクターに保護されていることになります。

ただ、ずれ上がりの長さの見積もりには、その時使用しているロープの伸び率(無荷重時〜自分の体重荷重時)と最寄り結束支点からプロテクター使用場所までの距離が必要となります。



(メーカーカタログ掲載の伸び率は50Kg〜150Kg荷重時の伸び率を示しているものが多く、今回必要な伸び率とは異なるので要注意。)
あらかじめ、使用ロープの伸び率を計測しておき、メジャーや測距計などで支点からの距離が正確に計測できる場合にのみこの方法が適応できます。

2015/11/20 14:29 Update