オンロープレスキュー訓練

古巣の仲間たちと合同でオンロープレスキュー訓練を行いました。

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オンロープレスキューとは、SRTユーザーが何らかの原因でロープ上から脱出できなくなった場合(落石による意識喪失など)に要救助者をロープ上から脱出させる救助活動のことです。

2人セットで、片方がロープ上で意識を失った要救助者役、もう片方が救助者役として訓練を行います。

意識を失って救助を待つ要救助者からはこんな風に見えます。

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オンロープレスキューには様々な条件がありえます。

救助者がサブロープを持っているか?
そのロープがピッチボトムまで届くのか?
要救助者を引き上げるか吊り下ろすかどちらが早いか?
ピッチヘッドから救出できるのか?
要救助者は登高中だったのか、下降中だったのか?
リビレイやディビエーションの有無などなど・・・・

どうあれ、意識を失って脱力し、上半身が下を向いた体制の要救助者の救命のリミットは15分といわれています。

一刻も早く要救助者の上半身を起こしてやるか、安定した平坦部に安置してあげることが肝心です。

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要救助者にアプローチした救助者は、基本的には要救助者とともに降りていくように操作を行います。

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特に手間がかかるのは、登高中だった要救助者を下降器に架け替える作業です。

サブロープがなかったり、ピッチボトムが結束されていたり、体重差が大きかったりすると一苦労です。

体重のかかったロープを切ることもあります。

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様々な状況の組み合わせを想定して訓練を行います。

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ボルトトラバース上でトラブルが発生しても、なんとか連れて帰らねばなりません。

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オンロープレスキューが終了して、要救助者をロープから脱出させた後、消防の方々に引き継げるなら構いませんが、要救助者を安置した平坦部が垂直部中間のテラスだった場合には、そこからさらに担架を用いてホーリング(引き上げ)やローファリング(吊り下ろし)を行わなくてはなりません。

その訓練の様子は次回。
2015/11/20 14:29 Update
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