イタリアンヒッチのプーリー効率

レスキューなどのホーリングの際、メインディバイスにボビン系下降器を組み込んでおくと、いつでもローファリングに変換できて便利です。

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かつての実験で、グリグリが最もプーリー効率の良い下降器であることがわかりました。

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さてさて、ではではボビン系下降器がなかったら・・・・・。

先だってのレスキュー訓練の際、先輩クライマーさんがイタリアンヒッチを使っておられました。

なるほどですね。

そこで気になったのがプーリー効率です。

実験しました。

使用したのはEXPE製10?ロープ、カラビナはPETZLのOKでした。

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Aの重りは13Kgのコンクリートブロック。

pulley effect.jpgDSC06160.JPG

私の体重くらいではびくともしません。

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いろいろ付けて付けて、また付けて。

結局合計159.2KgでAが離陸しました。

DSC06162.JPG

プーリー効率は8.17%となりました。

何か補助的なホーリングを組み合わせないと、これだけで運用するにはなかなかつらい数字ですね。

これはホーリングポジションのイタリアンヒッチを単純にホーリングした場合の結果です。

ローファリングポジションのイタリアンヒッチをひっくり返してホーリングポジションにするにはさらに膨大な力が必要です。

そちらは重りが足りずに実験できませんでした。
2015/11/20 14:29 Update
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